小規模会社にはうってつけ
社員が30人以下程度の小規模な会社には、明日からいきなり使えるような策が載っています。それ以上大きな会社にとっても、多少は使えます。
経理初心者の方にとってはもちろん、小さいクライアントを持つ税理士にとっても話しのネタ程度には十分になるでしょう。
ただし、使える部分はある程度限られます
星が5じゃないのはこれが理由です。
成長の見込みのない中小企業の経営者が読む本
中小企業の経理ってこんなの程度の低いものなのでしょうか。おそらく、実態をよく知っている筆者がいうので、そうなのでしょう。でなければ、会計事務所なんて商売はなりたたないでしょうから。ほとんど成長の見込みのない中小企業が、管理部門なんて、っと割り切るにはよい本です。確かに中途半端な経営は、中小企業には致命的です。なので、上場企業、これから上場を目指している企業の経理担当者、経営者にはまったく参考になりませんし、ある程度の規模の会社の合理化、効率化に参考になるようなことはひとつも書いてありません。読むだけ無駄です。読めば中小企業向けとわかりますが、もう少し、表紙に中小企業向けとアナウンスしてくれれば親切だと思います。この金額を出して損しました。
新しい視点だ
経理を合理化するためには、新しい会計システムを導入しなければならないという固定観念を覆された。簡単なテクニックと心がけで、業務を大きく改善できることを知った。
キャッシュレス、伝票レス、社員レス!ココまでできる経理の合理化―経理の人件費と作業時間
この本は、パソコンを扱えない年配の経理社員を抱えている中小企業の事業主に是非とも読んで頂きたいと思います。年配の経理管理職等は自らは働かず、部下(若い社員)の欠点を見つけ出し、会社を著しく非効率にしていく存在ですが、この本を読めば、経理事務の改善の方向性を教示してくれます。 事業主は巻末の『合理化推進事務所一覧』等参考に経理という非生産部門の刷新に役立ててほしいです。
死んでるように生きているような会社のための本
九州のランチェスター経営の竹田陽一先生の推薦との帯につられた買ってみた。 しかし無駄にしたと後悔した。立ち読みすればよかったか。 内容もありがちでレベルが低く、「おおこれは凄い」という目新しいところがまったくない。 冷静になって考えれば、ランチェスター経営 竹田陽一氏も、個人事業主SOHOの域を脱しない自らを卑下して弱者と呼ぶ向上心のない小規模中小企業主で、せいぜいそのレベルの企業・経営者向けの夢のない本。 これから会社を大きくしていこうという若造にはまったく得られるものは書かれていない。 会計の名著『稲盛和夫の実学』の中で、稲盛和夫氏が経営の為の会計学、Wチェックや完璧主義を説きあかしているが、そうした深みが全く無く、合理化が思考省略に直結しそうな安直な本。 著者のサイトに行くと「なるほど」と膝を叩く。 インフラ作りにビデオ販売にセミナー事業。 つまりこの本は高額なビデオと高額な会員集めのための「バイブル本」なのだ。
日本能率協会マネジメントセンター
「儲かる経理」に30日で変わる究極の方法 「ノン伝票・レス帳簿」経理の進め方―経理をとことん合理化しよう! 会社のお金はどこへ消えた?―“キャッシュバランス・フロー”でお金を呼び込む59の鉄則 ココまでできる儲かる会計 社長の疑問に答える会計の本
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